地域路線の維持

2016年10月17日 月曜日

早嶋です。

ANAとJALは、国土交通省は離島をむず部地域航空会社の統合に向けて検討が始まりました。主に、九州の離島と北海道などの利用率の低い路線を持つ複数の航空会社を統合して新会社をつくり、ANAやJALがコードシェアする案です。

ピンときたのが天草江エアライン。98年設立で熊本県や天草市などが資本を持ち、民間が約2割のシェアを持つ会社です。天草エアラインは、福岡と天草、熊本と天草、大阪と天草を結ぶ便です。

福岡天草間は車だと3時間30分以上、電車とバスを使っても3時間以上で飛行機では30分。熊本天草間は車で2時間、飛行機で20分。大阪天草間は車だと10時間、電車とバスで6時間。飛行機で2時間。

ということで飛行機を飛ばすメリットは時間だけではあります。しかし天草エアラインは飛行機を1機しか持たないので機体トラブルによる運行が目立ちます。更に、天候によるトラブルもあり客離れがありました。飛行機を導入することは費用面では大変なので他社との協力体制つくりは非常に有力な解だと思います。

九州であればにほんエアコミューターやオリエンタルエアブリッジ、琉球エアコミューターなどと連携することで営業効率は上がると思っていました。

今回の報道では、上記の会社が路線維持を目指して協力するというもの。その温度を国土交通省が取っているとしたらナイスな提案んだと思います。



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