結果は最後まで分からない

2016年5月6日 金曜日

原です。

 先月、ある女性グループの想いと活動が、共感により広がりを見せたお話です。このグループは、8年前に地域の魅力・宝・誇りを多くの方に知ってもらい、「まちづくり」や「まちおこし」につなげたいと「日曜市の出店活動」を始めました。

 今年、地域の大イベントの中で、日曜市の通りを四国の「よさこい」名門チームに踊ってほしいというプロジェクトを企画し実現しようとチャレンジしました。プロジェクトのきっかけは、四国の「高知の日曜市」での出会いの中でした。
 8年前、グループの代表が宿泊先ホテルの前の道路が朝起きたら歩行者天国となり、お店が約500軒並んでいた光景を見て感動したことでした。
これを自分の地域でもやれたらという想いが高まり、そこから、高知の日曜市との交流が始まったのです。
 そして、8年後の今年、地域での大イベント開催の機会により、「高知のよさこいを踊ってほしい」という想いが実現しようとしていました。

 そこで、よさこい名門チームの旅費交通費や諸経費を自分達の力でと考え、クラウドファンディグ(目標金額30万円、募集期間20日間)にも挑戦しました。
 クラウドファンディングのリリース初日から支援金を頂くなど順調なスタートでしたが、突然、熊本や大分での大地震が発生しました。女性グループは、イベント準備など多忙の中でしたが、地震災害のボランティア活動にも取組ました。

 それから数日後、クラウドファンディングの募集期限が残り2日となった時、私にメールが届きました。「原さん、地震などの震災がありクラウドファンディングの活動を一時停止していましたがこれから頑張ります。最後まで諦めません。あと2日頑張ります!」というメッセージでした。
 募集期限の3日前までは、目標金額30万円に対して10万程度(約30%)でしたが、残り1日となり100%を達成し、最終的には469,000円(156%)という嬉しい結果となりました。

 金額の大小よりも、たった1日で30%から156%にまで伸ばせたのは、野球で例えると、「九回裏2アウト、逆転サヨナラ満塁ホームラン」のようなものでした。

 要するに、ご支援や応援してくださった皆さんは、この女性グループの想いと日々の活動、そして今回の行動力を見ていたのです。そして、共感からFBでのシェア等の拡散により広がっていったのです。
クラウドファンディングやイノベーションは、チャレンジする人の思想や使命感、モチベーション力と行動力が大前提となります。

「あなたなら、途中で諦める?最後まで諦めない?」イノベーションへの大切な問いです。

・FAAVO福岡「日曜市プロジェクト」
https://faavo.jp/fukuoka/project/1193

・熊本&大分の復興応援プロジェクトの内容
https://faavo.jp/fukuoka/project/1251


☆わくわくイノベーション塾の開催日程
・天神会場 :毎月第3水曜日18:30〜20:00予定
・北九州会場:毎月第2土曜日13:30〜16:30予定
・久留米会場:毎月第3金曜日19:00〜20:30 予定

※各会場により、カリキュラム内容が異なります。随時、募集していますので、お気軽に㈱ビズ・ナビ&カンパニー原までご連絡ください。



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