働き方が変わっている

2015年9月3日 木曜日

今回のテーマは、「働き方が変わっている」です。
皆さま “しちごさん=”7.5.3“という言葉をご存知でしょうか?
この数字は、中学卒業者、高校卒業者、大学卒業者の就職後3年以内の離職率の数字です。
中学卒業者64.8%、高校卒業者39.6%、大学卒業者は、32.4%となっています。   (いずれも平成23年3月卒業者)
参照URL ⇒ http://www.mhlw.go.jp/topics/2010/01/tp0127-2/12.html
新入社員の3年以内の平均離職率は、様々な取り組みにも関わらずここ近年はまだまだ改善していないようです。自分が思い描いていた会社像とのギャップがあるというのがその理由です。
「自分が描いていた会社像とのギャップ」はどんなところにあるのでしょうか?  
① 仕事上のストレスが大きい。
やりたい仕事に就けたと最初は張り切っていても、いざ働きだしてみると好きだけでは上手くいかないと感じて、仕事に対して難しさを感じて自信をなくしている。
② 会社の安定性や将来性に期待がもてない。
就職して仕事を始めると、目にする世界と視野が広がるため、学生の時には見えていなかったことも見えるようになって、そのままその会社で働くことに疑問を持つ。
上記はよく聴かれることです。
①については、個人の視点から考えると、経験のないことに取り組んで続けることで潜在能力を伸ばす前に逃げてしまうことによる機会損失といえます。
②については、前向きな離職につながることもあるかもしれません。その会社で働くことが幸福であれば、そこで働き続けるはずです。
根本的に働き方が変わったと感じるのは、時間の使い方です。かつては仕事の時間が人生の大半を占めていました。そして、まずは食べていくため、生活のため、家族を養うために働きました。そこから働き甲斐をみつけていきました。今は、仕事とプライベート両方が大事という人が増えて、労働時間が長い仕事は、プライベートの時間を犠牲にするという理由から離職する人もいます。人生における仕事の位置づけが変わってきているように感じます。
あなたはどんな働き方がしたいですか?
仕事に何を求めていますか?



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