カンパニーの意味

2015年1月15日 木曜日

基本的に自立的な個人が集まり、共通のゴールに向かって進む。このような組織は強い。そんな仮説のもと、ビズナビ&カンパニーを設立しました。

しかし設立当時の私は、社会人としての経験は6年半あったものの、実際に自律するという考えがよく分からなかった。研究者としての3年間は特に、この機関に属している限り給料が安定して、研究成果が遅れても生活は守られると感じていました。また、組織はトップやその組織の上層が考えを示し、組織を守るものだとどこかで考えていた。さらに、世の中は全てが大企業で、前職のように仕事をするための環境やサポート体制は全てが整っていることが当たり前だと思っていました。従って、基本的な考えは自律の対局である依存だったのです。

ビズ・ナビ&カンパニーの名称にカンパニーをつけた理由。共同創業者が皆大前さんの門下生であり、どこかしらマッキンゼー&カンパニーの名前をカッコいいと感じていたのもありました。しかし、共同創業者の長田とビズ・ナビ&カンパニーを創業する以前に長田が作っていた会社に仲間が集まった。という意味を込めて、社名をつけたのがそもそもです。

間もなく10年がたつ今、ビズ・ナビ&カンパニーには自律した仲間がプロジェクトベースで集まり、おのおのが自律的に仕事をすすめながらも大きな案件やプロジェクトに対してはチームを都度組成して対応してきました。出たり入ったり、縛りは緩く、出て行った方にたいしてもフランクな関係を続けています。

組織には常に20人くらいの仲間がいて、全く別のことをしていることもあれば、一部が募って共通の仕事をしていることもある。かちっとした社員という立ち位置の人も入れば、パートナーという立ち位置で仕事をする仲間もいます。

久々に長田とコーヒーを飲んで当時を振り返りました。



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