FBのちから

2013年8月30日 金曜日

SNSの影響が増えています。

FBの仲間でランニングを行っている知人の投稿を見た時、GPSウォッチからの投稿、という記載がありました。何かな?とその場でググります。

GPSウォッチというジャンルがありランナー向けの商品も充実していました。これまで、ランニング中にiPhoneの機能を使ってペースや距離を測定していましたが、同等の機能が腕時計だけでできることを知ります。急に欲しくなって、その時計をポチりました。

伝統的なマーケティングでは、問題認識、情報検索、比較検討のフェーズは、実体験にもとづき、実際に消費者が商品を提供している場に訪れて調べていました。しかしwebが発達するに連れて情報検索はリアルとwebの両方を活用するようになります。

近年、これに加えて問題認識もWebの世界がきっかけになる場合が出てきているのです。今回のような事例です。

SNSは個人情報の塊でもあります。個人が今、何に興味があり、どのような情報を探しているのか?言語解析をすることができれば、このような情報を高い確率で認識することができます。それはつまり個々人の消費行動のフェーズが情報検索のフェーズなのか?比較検討のフェーズなのか?までも特定できるようになります。

その個人が情報検索を行っていれば、比較しやすいような情報をWeb上に提示してあげれば良いし、比較検討しているフェーズであれば、比較対象との違いやメリットを提示して上げれば購買していただける確率は高まります。

Webであれば、その場で意思決定を行い、購買まで完結できます。ヒトによってはその商品を購買したことをその場で仲間に共有するかも知れません。それを見た他の仲間もまた、その投稿を見て問題意識を持つかもしれません。

Webでのつながりはマーケターにとって、今後、ますます重要になってくると思います。




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