プロとアマの境界

2013年8月28日 水曜日

早嶋です。

プロとアマ、玄人と素人の境が薄くなっています。ちょっとした知識から膨大な情報がネット上に山のように反乱しています。しかし、そのウンチクはコピペの嵐。実際にファクトベースで書かれているのか?参照元は確かか?その中のフィクションはなにか?それを認識した言及であれば良いのですが、検証をせずに、その書き込みを鵜呑みにしています。そしてあたかも自分がオリジナルのように記述している。

高級料理店に行くと、生半可な知識でその店のソムリエに対向しようとする。料理一品一品に対してウンチクを披露する。アマがプロの前に出始める。どう考えたって、あなたの認識が間違っていますよ。って。

一方、プロがアマの後ろに行き過ぎる例もある。タクシー。目的地を告げると、かならず、どのように行きますか?と聞かれる。お任せします。と言うと、困った表情。自分がプロであれば自分が最も良いと思ったルートを行けば良いのに。顧客は神様という言葉を何処か勘違いしているような気もする。道も知らない、場所も知らないタクシーの運転手が昔よりも増えている。

その道を極めよとしている。道なので常に切磋琢磨している。完璧を常に追い求めている。こんなプロが生半可な知識や経験に負けるわけが無い。プロであれば一番良い選択をしてあげて、全てに責任を持つ。

プロはプロらしく、アマはアマらしく。



コメント / トラックバック1件

  1. 壁際珍事 より:

    その通りですね。

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