コンピテンシーを高める

2011年7月3日 日曜日

早嶋です。

クライアント様、ワークショップをしていて、次のような質問を良く頂きます。「どうしてそのように、あれこれ考えつくのでしょうか?」と。何も特別な事はしていませんが、それでは答えになりませんので、自分なりに整理してみました。

コンピテンシーを高めるトレーニングを行っている。と言うのが解でしょうか。

経営用語にコンピテンシーという言葉があります。一言でいえば、知識や経験や考えたコトなどを成果に結び付ける力です。知識を表す偏差値とコンピテンシーは異なります。例えば、TOEICが800点だからといって、現地の方々とコミュニケーションができるか?と言えば違う場合もあります。かといって、600点でも十分にコミュニケーションが取れる方も沢山います。後者の方々は、コンピテンシーが高いのです。

コンサルティングの仕事は、様々な業界、様々なケースに対応して成果を出さなければフィーを頂けません。そして、提案する内容は、これまで誰も考えた内容ではないことが殆どです。従って、グーグルで調べても出てきません。仮に、似たようなケースがあっても、内容は全くことなります。従って、それらをベースに成果を出すことが要求されます。これはコンピテンシーがなければ達成できないものです。

コンピテンシーを高めるために、常に意識していることが3つあります。

1)知識や経験や考えが、常に成果を達成するための行動に結び付いているか?
2)この行動は効果的に達成できるように常に工夫しつづけているか?
3)その行動は成果を明確にイメージして効率的に達成する事を目的としているか?

です。

日々、このような事を考えながら、様々に興味を持っていくことが、コンピテンシーを高めることにつながるのでしょう。

感謝!



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