3つのスキル

2006年8月25日 金曜日

早嶋です。



語学、プログラミング、マーケティング、ファイナンス。これらは、専門能力と表現されますが、企業の人事部長が求めている人材に求めている能力か?というと違います。専門的な能力は確かに必要ですが、それだけでは生まれるものが少なく、ほかに求めるものがあるということです。



スキルを分けて考えてみると、テクニカルスキル(Technical skill)、ヒューマンスキル(Human skill)、コンセプチュアルスキル(Conceptual skill)の3つの階層に分かれます。冒頭で書いた専門知識は、この場合、テクニカルスキルに属します。



テクニカルスキルは、専門的な技術なので、目的意識を持って物事に取り組むという意味では重要な要素ですが、手段の一部に過ぎません。会社には、テクニカルスキルだけを持っている人が意外に多いです。テクニカルスキルはある程度の経験則によって身につくものでもあるからです。



一方、ヒューマンスキルとは知的な意味合いでの対人能力を指します。ヒューマンスキルを持っている人と話をしていると魅力的な印象を受けます。ただ、ヒューマンスキルだけの人だったら、ただのいい人で終わりますので、企業としては物足りない人材です。



コンセプチュアルスキルは、複雑な問題を統合して対応する技能で、問題を設定する力なども、こちらに属します。このスキルは高い汎用性があり。キャリア形成のゴールともいえます。



スキルを磨き上げていく場合、上記の3つのスキルをそれぞれに高めていくことが重要だといわれます。



—ただ今、ブログマーケティング実験中。—



実験の詳細は、『ブログマーケティング実験』『ブログマーケティング結果報告』をご覧ください。



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