ビートたけし/北野武

2010年4月26日 月曜日

ビートたけし。北野武。

俺たちひょうきん族のタケちゃんマンから映画、芸術まで。今では日本よりも世界でその偉業を認められる存在になっています。日本ではコメディアンの印象が強いようですが、海外ではアーティストという印象が強いとか。

フランス、カルティエ現代美術財団で3月11日から9月12日の6カ月間、「Gosse de Peintre 絵描き小僧」展、ビートたけし/北野武が開催されています。

1200m2の空間に多数の絵画をはじめ、オブジェや観客参加型のアトラクション、そして音楽まで。ギャクと悪ふざけとアートを彼のセンスで縦横無尽に交錯させ、人々を楽しませる趣向だそうです。

この展覧会、5年の月日をかけての企画といいます。財団のジェネラル・ディレクターであるエルベ・シャンデス氏が発起人。これまで北野さんは、自身の映画で絵画を登場させる程度で大々的な展示は初めてだそうです。

この企画が日本ではなく、アートの本拠地で異例の6カ月という長さで開催されている事が、彼の実力を物語っているのでしょう。

早嶋聡史





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