4711

2009年12月25日 金曜日

ケルンの綴りは、KOLN。Oの上にちょんちょんが2つ付きます。ドイツ語ではケルンと発音するのでしょうが、英語ではコロン。オーデコロンと聴けば、ピンと来るはず。意味まケルンの水。どうやらケルンはコロンの発祥の地という事で4711というコロンがありました。

ある修道士が若い夫婦の結婚の贈り物としてアクア・ミラビィス(不思議の水)の処方箋をプレゼントしました。送られた夫婦はこの処方の価値に気付き、すぐにお店をオープンします。それがケルンの水(オーデコロン)と呼ばれるようになり、世の中に広まったと言われます。

4711という数字の由来を聴いたところ、フランス軍占領下のケルンで1796年に、当時のフランス軍司令官が建物に続き番号をつける事を命じたそうです。そして、その建物が4711番でした。この数字は1875年に商標登録されたと言います。

オーデコロン屋さんを立ち上げたウィルヘルム・ミュルヘンス夫妻、素晴らしき商才の持ち主だったのでしょうね。

早嶋聡史



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