ノンアルコールビール

2009年10月29日 木曜日

アルコール分を全く含まないビール、いわゆるノンアルコールビールの戦いは、実際のビールの戦いと同じく激しさを増しています。

先駆者はキリン。業界初のアルコール分0.00%のキリンフリーは予想を上回る売上。対してアサヒはポイントゼロで対抗します。これらの商品が再び注目された背景は飲酒運転取り締まりの強化であったり、アルコール離れであったり、です。世の中の背景を考えるとまだ成長する市場と考えられます。

これまでもノンアルコールビールというビール風味の飲料は存在していました。ただし、厳密にいえばアルコール分が0.1%から0.5%程度ありました。微量のアルコールがあるので飲めばアルコールが体内に残るという事で、不安を感じる運転手は多くいたでしょう。

そこでビール各社は完全ノンアルコールの開発を進めていたのです。ところで両者の共通の特徴にビールの製法にこだわっている事が分かります。その中で如何にビールの風味を再現するかを開発の主軸に置いているようです。

という事で実際に、味比べしました。因みにビールに対しては味の比較が出来る舌をもっていませんので参考までに。結果、どちらともビールの味からは程遠い!という感想です。

さて、ノンアルコールビールに消費者が求めるモノは何でしょうか?最も多いのは、ビールを飲みたいんだけど飲酒運転などの都合で飲む事が出来ない!という悩みを解消する事ではないでしょうか?という事はビールを飲んでいる気分を提供することが重要です。いまの味では少し気分が乗りません。であればひとつのアプローチとして、製法にこだわることなく、ビールの香料を研究し、それっぽい味を付けた飲料があっても良いのではないでしょうか?製法にこだわる事は大切ですが、消費者はビールとまったく同じなものを求めていないと思います。

無論、ビールのテイストを追求するとアルコール分が必要になるのかも知れませんが、ビールのテイストを科学的に作るアプローチであっても良いのでは?という代替案の投げかけです。



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