経営再建に想う

2009年10月22日 木曜日

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日本航空の経営再建をめぐり、政府は22日、日航が3メガバンクなど民間金融機関に要請する2000億円規模のつなぎ融資に政府保証を付ける方向で調整に入った。日航は取引金融機関に対して2200億円の債権放棄も求めていることから、新規のつなぎ融資には政府保証が必要と判断。こうした債権放棄などの協議を円滑に進めるため、日航は近く私的整理の有力手法「事業再生ADR(裁判外紛争解決手続き)」を申請する
—以上,Yahoo!ニュース抜粋—-

国内線はほぼJALを利用しています。一連の報道が紙面やニュースに出るようになって、JALのサービス担当の方々の笑顔が少なくなっている気がします。この結果、サービスの低下など負の側面も出てきています。

例えば、細かな話です。フライト中の飲料サービスで、これまでオーダーミスなどは殆どなかったのですが、最近は良くあります。リンゴといってユズが出てきたり。ホットコーヒーと言ってアイスコーヒーが出てきたり。

例えば、細かな話です。チェックインの時は殆ど自動チェックインを利用しているのですが、時々機内に荷物を預ける場合は、対面のカウンターを利用します。感じ少し雰囲気が暗くなっている気がします。JALのサービスを提供する方々の笑顔が少ないのです。

例えば、・・・。年間に100回程度のJALの利用をしていますが、去年はそのような事を感じる事はありませんでした。そこで、同じようにヘビーフライヤーに対して感想を聞いてみましたが同様な感想を話していました。そして、今まで無かった小さなトラブルが増えていると言っています。

会社が今の状況で有れば、少なくとも社員も不安になるのは仕方のない事。しかし、その気持ちは顧客にもダイレクトにつながっています。社員の満足度が高ければ、顧客満足も高くなるでしょうが、今の社員の気持ちでは良いサービスを提供するのは難しいでしょう。

規模は違えど経営再建のプロジェクトを過去、また現在進行形で行っています。金銭的な内容や経営の方針意外にも、社員の気持ちのフォローがとても重要だと感じます。



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