要求・アドバイスする①

2009年8月21日 金曜日

コーチングの基本スキルは「聴く」「承認する」「確認する」「説明する」「質問する」「要求・アドバイスする」の大きく6つに分けることができます。



今回はコーチングの6つの基本スキルの「要求・アドバイスする」についてです。



6つの基本スキルの最後は「要求・アドバイスする」となっていますが要求するとアドバイスするは、厳密に言うと違ったスキルになります。今回は「要求する」です。



要求するということは、アサーティブに自己主張をするということです。アサーティブを定義するのは難しいのですが、簡単にいうと「人に操られず、人を操らず」振るまうことです。



上司の部下に対する態度としては、押しつけのように、命令してしまったり、もしくは、相手に遠慮してしまい言いたいこともいえない状態(最近はこちらの方が多いですよね。)に陥ってしまいがちですよね。



部下も上司も平等の立場だという認識を持つことが出来れば上記のような肩の荷は楽になるのではないでしょうか。



なかなか難しいですが、そんな時は自分がこんな状況になっていないかチェックしてみてください。



・自分を低く評価してしまう。

・問題を誇張してしまう。

・自己中心的なものの見方をしてしまう。

・「善・悪」「白・黒」のように二分法的な考え方をしてしまう。

・自分を無力で弱くみてしまう。



上記への特効薬は「自分を肯定してあげること。そして相手も肯定してあげること」です。



きっと肩の荷が下りた、楽な関係が部下とも築けるのでは、ないでしょうか。





今回のやってみよう:

『自分のことを、そして相手のことを、たくさん誉めてみよう!』





早嶋 聡史(はやしま さとし)



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